阿闍梨餅は京都にある「京菓子司 満月」という菓子店で大正時代に誕生したお菓子。
もち米、砂糖、卵で作られた生地に、地元丹波産の大納言小豆のつぶ餡をたっぷり挟んで焼き上げた半生菓子で、しっとりとした手触りと、もっちりとした独特の食感が、ほかにはない美味しさです。
今年でちょうど誕生から100年になる歴史あるお菓子ですが、地元の方のお話では、特にこの10年くらいでさらに注目されるようになり、今では京都のお土産の定番となっているそうです。
これまでに若干の値上げはあったものの、原材料が高騰しているにもかかわらず、この価格で販売されていることにも驚きです。
京菓子司 満月 阿闍梨餅
阿闍梨餅
あじゃりもち
価格:119円
原材料:砂糖(国内製造)、小豆、餅粉、澱粉、卵、米飴、水飴、糸寒天、トレハロース
賞味期限:常温で5日
名前の由来
阿闍梨餅の「阿闍梨」は天台宗、真言宗で称する僧の学位のことをいいます。阿闍梨餅の中央部が盛り上がった形は、比叡山で千日回峰修業を行なう阿闍梨がかぶる檜笠をイメージしたもので、厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで考案されたといいます。
リンク
Shop Information
京菓子司 満月
まんげつ
創業安政3年。幕末時には争乱を避け郷里に帰られていたそうですが、明治初年に再び出町柳に出店、戦時中の強制疎開で現在の地に移られたそう。
阿闍梨餅・満月・京納言・最中の4種類のお菓子を販売しておりますが、「一種類の餡でひとつのお菓子しか作らない」というお店の方針から、4種類それぞれの餡を使用しているそうです。
おいしいDIARY
美味しいものを食べたり探したりすることが大好きな私がリピートして買っているものや、思い出の味、いただいて嬉しかったもの、新しく見つけた美味しいものを勝手にご紹介します。
メジャーなものからマイナーなもの、お取り寄せからネットで買えるものまで。
順不同で自分の備忘録を兼ねて記録しています。
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