おいしいDIARY#50 バターのいとこ

おいしいDIARY

那須高原の新しい銘菓「バターのいとこ」。シグニチャーフレーバーであるミルクは、以前いただいて食べたことがあったのですが、今回は気になっていたあんバターを差し入れでいただきました。

この商品は、牛乳からバターを作るために出る90%もの無脂肪乳の価値を高められれば、生産者さんも、食べる人も、地元の人も嬉しい喜びの連鎖を作ることができるということで、無脂肪乳を主原料にした商品開発のもとに生まれました。

すべての工程が手作業で行われているため、1日に作れる量は3000箱ほど。製造時間を長くすればもっと生産を増やすことができますが、就労支援施設を兼ねた工房で働くスタッフは、地元の主婦や障害を持った方がメイン。“働きやすさに向き合い、雇用を守る”という点から、労働時間を長くすることは絶対にしないのだそう。

美味しさだけではなく、商品に込められたこだわりや、関わる人への想いを、知れば知るほどファンになる、そんな素敵なお菓子です。

バターのいとこ

バターのいとこ
あんバター
価格:3枚 972円(税込)
賞味期限:製造日から10日

東京・代々木八幡のレストラン「PATH」の後藤裕一オーナーシェフ監修の元、フランスの地方菓子「ゴーフル」をベースに、バターがふわっと香り、もっちりやわらかな生地で無脂肪乳のミルクジャムをサンドしたお菓子です。

ふわっ・シャリッ・とろっの新食感。

フレーバーは、ミルク、チョコ、あんバター、塩キャラメルの4種類があります。

あんバターは札幌の催事をきっかけに生まれた特別なフレーバー。豆本来の味が濃縮した大納言小豆の風味と香りを最大限に引き出し、バターにも合うようにスキムミルクでほのかなコクをプラスしたつぶ餡ペーストで、食べ応えたっぷりの一枚です。

▲バターの包みを思わせるような包装。牛が書かれた箱のデザインもかわいらしく、「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しています。
▲真ん中の餡はしっかり小豆の粒が残っています。
▲見た目からは想像できないふわっ・シャリッ・とろっの食感。個人的にはお砂糖のしゃりっと食感が残るお菓子大好きです。

Shop Information

バターのいとこ
〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙2905-25

通販も可能ですが、現状は数か月待ちの人気ぶり。
ゴーフレット以外にも、那須高原のバターのいとこカフェでは、店舗限定商品として、スキムミルクを使用したドーナッツやドリンクが販売されていて、話題となっています。

ごいちの未来いちば
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おいしいDIARY
美味しいものを食べたり探したりすることが大好きな私がリピートして買っているものや、思い出の味、いただいて嬉しかったもの、新しく見つけた美味しいものを勝手にご紹介します。
メジャーなものからマイナーなもの、お取り寄せからネットで買えるものまで。
順不同で自分の備忘録を兼ねて記録しています。

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